アルバイト塾講師の正直死にたい

アルバイト塾講師を初めて5年以上が経過したスーパー死にたいブログ

塾講師の私生活、どうあるべきも糞もない

塾講師は教育者に分類される。

教育者はこうあるべきだと叫ぶ人がいる。

つまり、塾講師の私生活をとやかく言う人間がこの世に一定数存在するらしい。

 

 

アホ死ねぶち殺しの刑に処す。

 

 

塾講師は酒を飲んではいけないとか、塾講師は女遊びをしてはいけないとか。

ましてや、金儲けを考えるべきではないとか、24時間教育者であることを意識すべきとか。

 

お前にいいあだ名を付けてやる。バーローだ。意味は馬鹿野郎ってことだ。今から名乗れ。教室で首から下げる名札も明日からバーローにしろ。本名を二重線で消してバーローにしろ。名刺も全部だ。

 

商売業のゴールは利益の獲得だ、馬鹿。そのために無数の手段があるんだろうが。

 

教育者として恥ずかしくない振る舞いを心掛けるなんて

そんなもんは結局利益の獲得のための1つの手段でしかない。

 

だから、塾講師に限らず大抵の職業に言えることだが、人間性はどうでもいいのだよ。

 

表面化が上手ならな。

代講をしたくない

当日に欠勤する講師がいると代講を引き受けることになる。

これが本当に困る。

どういう生徒で、普段どういう雰囲気で授業しているのか正直謎だらけだ。

それに、基本的に代講は1回きりなので、今後も長い付き合いになるようなことはない。

そうなると、普段以上に「淡々と教える」という雰囲気になってしまいがちである。

 

 

 

一番やりにくいのは、人間的な直感で相性が悪いなと思った時だ。

説明をしてもどこか上の空で、取り組むまでの動きが緩慢で、注意力散漫で、ため息ばかりつかれると

 

「ナメんなよ」

 

と怒鳴り散らしたくなる。なるのだが、塾の看板を背負っている以上それはできない。

なので、なるべくこちらから歩み寄って、一つでも何かを持ち帰ってもらうという勝負になる。

 

今までに何回か、代講をした時に相性が良くてこれから僕に教わりたいっていう生徒も一定数いた(引き抜きみたいなもんである)。

仕事っていうのは椅子取りゲームみたいなもので、席を奪わないと逆にこちらが奪われることになる。だから、代講の時は常に奪う気持ちで臨む。

 

ただし、マトモな講師なら今までに信頼関係みたいなものを築けているはずなので、やはり代講で生徒を奪えることは稀だ。

そもそも代講なんて生徒にメリットが少ないと思うし、

普通の授業よりめんどうなのであまり引き受けたくはない。

生徒と楽しくコミュニケーションが取れない悲しみ

 

他の講師に嫉妬してしまう点が1つだけある。

コミュ力だ。

なんでみんな、そんなに楽しそうに生徒と雑談できるんだろう。

 

意味が分からない。僕が受け持っている生徒は、みんなどんどん問題を進めてくれるが、

僕とあまり話したがっているようには見えない。

僕の授業中に、生徒が笑顔になってくれない。

そりゃ勉強しているのに笑顔になっているような人は無類の勉強好きであり、個別指導塾に来るまでもないのだが…

 

周りの講師は、僕の授業よりは解いてる問題数は少ないかもしれないが、和気藹々、笑いに溢れていて、楽しくコミュニケーションを取っている。

そんな授業が隣でやっていると、

 

自分はなんてつまらない人間なんだろう、今この瞬間も生徒たちは隣の授業を受けたいと思っているのだろうか、なんて声をかけていいか分からない、声をかけたところで話は弾まないだろう…

 そんな自己嫌悪に陥ってしまう。

 


 

 

 

俺だって生徒に楽しんでほしいのに、なんでも話してほしいのに…。

もちろんそれをストレートに誰かに打ち明けるのはキモすぎるので、ブログなんぞで書いているわけだけど…。

 

人間的な温もりに欠けて、俺は飢え死にしそうだ。

 

昔はこんなんじゃなかった。まだ教えるのが下手くそだった頃の方が、今よりも笑顔に囲まれていた気がする。

 

いつの間に俺はこんなにつまらない人間になっていたのか。

仲良くしたい。当たり前のように悩みを相談されたい。本当の意味で愛されたい。

 

分かりやすい授業以外なんの取り柄もないなんて、俺は本当に情けない。

「自信過剰」をバネに生きる

 

先日、間違えて自分の記事にスターを押しまくってしまった。

消し方も分からないのでそのままにしておいたが、何も知らない訪問者が見たら「自信過剰」だと思うだろう。

 

今回はただの手違いでスターを押してしまったのだが、

この「自信過剰」な状態になると俺の場合はとにかく行動力が神がかっている。

とにかく身近なやりたいことならなんでも手を出す。俺ならできる!という確固たる意志でガムシャラに行動する。

 

そして、熱が覚めると急激にやる気がなくなり、何も手につかなくなっていく。

 

俺の人生はこんなことの繰り返しである。

 

自信過剰であり続けるためには、結果を出し続ければいい。

 

とある習い事も、いいところまではいったけど更に上の試験に落ちてしまったことで完全にやる気を失った。

その時に親から言われたのは「大して努力してなかったじゃん」だった。

 

根本的に努力すること、継続することは苦手なのだ。

これでいつか本当に経営者になれるというのか。なれるまではよくても、きっと破産する。

 

俺はいつか気付かなくてはならないのである。

大袈裟なクレームがはびこる理由。

 

一時期、何件もクレームが来てた時期があった。

その頃は、とにかく生徒の成績を上げることに固執しすぎており、生徒の気持ちを完全に無視した乱暴な授業だったように思う。

 

高校三年生、理系の国公立志望の生徒に三次式の展開、因数分解の公式を小テストすることになり、全く覚えて来なかったので

「小テストやるって1週間前に予告してたよね?ひとつもできてないけどやる気あるの?」

 

と言ったところクレームになり「生徒が分からないことに対して怒るな。分からないから塾に来てるんだろ?」と教室長からお叱りを受けたのだ。

 

全く話が飛躍しているが、塾講師をやっていたらこんなことは当たり前である。

想定とは全く別の受け取り方をされ、担当講師の最悪ストーリーを構築されてクレームを提出されてしまう。

 

講師は「なんでやらないの?」って言ったのに、子供は「なんでできないの?」って言われたことにして、塾での嫌な出来事を保護者伝える。

 

自分が生徒で、親が自分の話を聞いてくれる前提なら俺もそうしているだろう。

自分が有利になるように話を盛るなんて人間なら当たり前だし、

そもそも一字一句言われた言葉なんて覚えていないだろうから、

嫌な思いをしたという記憶をたよりに、クレーム内容なんていくらでも事実が捻じ曲がって伝わるものだ。

 

大切なのは、注意する基準を設けることだ。

 

不誠実な行為(授業中に騒ぐ、遅刻をする等)に対してのみ注意する。

 

勉強に対する取り組み方を注意すると「できないことに対して怒っている」と受け取られるので、絶対に注意口調になってはいけない。

「やる気あるの?」も「なんでやらないの?」もタブーである。「こうすれば成績が上がる」という事実のみを提示するのだ。決して嫌味な口調にならないように。

 

…そういえば勉強できるのに毎回遅刻してくる生徒がいる。

教室長が全く気にしてないので俺もそのテンションに合わせてたけど、

時間いっぱい授業して正しいサービスを提供すべきなので、今日にでも注意しよう。もちろん注意する前に教室長に許可を取るが。

一番嫌いなタイプの生徒

 

結論から言うと、完全に無反応な生徒は一番嫌いだ。あくまで個別指導での話だが…。

一番困る。成績を上げるために必要だから授業をしている。話は聞いてもらう必要があるし、やるべきことはやってもらう必要がある。

 

「塾に来るだけでも偉い」みたいなテンションでその場に座られて、声掛けに全く反応せずノートやテキストを取り出すだけでも10分かかる感じだと、

正直塾に来る場合ではない。時間の無駄だ。

 

塾講師は精神科ではないので、笑顔を失った子供を笑わせる魔法のようなことはできないし、場面緘黙症の治し方も知らないのだ。

 

子供の時間というものは貴重だ。大人の都合で奪うようなことがあってはならない。

保護者と教室長との間でどんな取り決めがあろうと、生徒にとって時間の無駄なら辞めた方がいいだろう。

全くの無反応では成績の上げようがない。

そして、成績が上がらない責任は講師になる。もちろん塾の評判も下がるだろう。

 

誰にとってメリットがあるというのか。教室長の目先のインセンティブくらいしかなかろう。それにしたって大きな犠牲の下に成り立つわずかな報酬だ。

無反応な子供で成績が伸びているケースを見たことがない。大抵、1科目0点~20点(100点満点中)の間をさまようのが関の山だ。

 

正直、やんちゃな問題児の方も困るがまだマシだ。そういう子はエネルギーが有り余っているので、何かきっかけを与えれば怒涛のスピードで勉強したりする意外性を秘めている。

逆に元気を貰えることもある。

とはいえ上手くいくことの方が少ないが…。

 

いずれにせよ、無反応は最も塾講師が嫌うタイプの生徒だ。まあ、講師側がサボりたい場合はこんなに楽な生徒もないだろうが…。対応しなくていいようなものだし。

 

塾講師は対応をしなければ仕事ができないので、無反応相手でも本来はなんとかコミュニケーションを取ろうと必死に試行錯誤することになる。

そして、家に着いた頃には100人相手にしたくらいの疲労が残る。

 

だから無反応な生徒は嫌いなのだ。

女子生徒と男性講師

 

俺は男だ。そして女が好きだ。

女というだけで大好きだ。

男が嫌いなわけでは全然ないが、とにかく女という生き物が大好きなのである。

女を見れば癒されるし、女を見ればテンションが上がる。

電車で隣に女が座ったらその日は大吉なのである。

そうじゃない男はきっと珍しいはずだ。

 

そんな俺の女子生徒への接し方についてだが、

シンプルにデメリットが大きいので絶対にボディタッチはしないし、プライベートに関する詮索もしない。

ぶっちゃけ男子生徒とも全く同じ対応をしていると思う。

幸か不幸か、不細工で雑談力がなく人を笑顔にする才能がないお陰で、

生徒から恋愛感情を持たれたこともないし連絡先を交換したいと言われたこともない。

よって誘惑されることもなければ漫画みたいなハニートラップに引っかかることもない。

 

まあ、なんだかんだで塾講師って結局そういうもんだと思う。

働いてみれば、女子生徒に手を出そうなんて思わなくなる。(女子生徒に手を出すことの善悪については割と考えるからこうしてブログを書いたりするわけだが…)

 

女子生徒に手を出すことについては、ハッキリ言ってそうしたい気持ちは分からなくもない。だって可愛いのは事実だし。

 

猫カフェ行ったら猫を撫でるでしょ。同じだよ。相手が人間であり生徒だから撫でちゃいけないだけで、可愛いもんは可愛いのである。

 

当然、実行するのは仕事として間違っている。タガが外れている。

どういうサービスを提供してお金をいただいているのかを考えたら、女子生徒に手を出す選択肢は自ずと消えるのだ。

別に、倫理的に間違っていると言うつもりはない。

ただ、講師は教えることが仕事であり、色恋沙汰は講師としての仕事も社会的信用も失うというだけだ。

「人として」とか大層な理念持たなくても、普通に手出ししない。

 

まあ俺の場合、大人の女性相手でも手出しできないし、今働いている塾にも女性講師がいるけど誰とも口を利いたことがないんだよなぁ…。

 

俺って多分、女に恵まれなさでは世界一不幸だと思う。